イヤですよね。音割れ。バリバリってなっちゃったりガサガサってなっちゃったり。今日はあの音割れの原因と対策について、私のわかる範囲でご説明します。いやホント、私は単に聞いた音を再現して歌ってるだけなので、音楽理論とか音響機材とかには とんと疎いのです。そこのところはご了承ください。
さてさて、言い訳も済んだので早速本題。音割れの原因は‥‥‥えー、今回は歌う人間がなんとかできる原因についてお話しします。
音割れの基本はですね、「与えられた入力が機材の許容範囲を超えちゃった状態」なんです。
音ってほら、波でしょ? 空気の振動が時間の経過でどう変化するかでいろんな聞こえ方をするワケです。
ところが機材にはそれぞれ受け入れられる振動の限界が決まっています。声を波形に変換したグラフ、見たことありませんか? あれって横方向が時間で上下が音の強さを示すんですけど、あの上下には天井と床があるんです。もしそれより大きく振動しようとすると天井と床に当たって、正しい波を描くことができなくなります。
録音てのは、この波の形を保存しておくことなので、波の形が正しく保存できないと録音された音もおかしくなってしまうとゆうワケなのです。これが音割れです。
じゃあ、機材の許容範囲を超えた入力って、何でしょう?
まずひとつは、当然ながら「大きすぎる音」です。気合いをいれてガーンと声を張り上げたところでバリバリってなっちゃうのは大抵これです。
じゃあどうすりゃいいの?とゆうと、私たちが簡単にできるのは次の2つ。
このような、波形が振り切れちゃった状態を「クリッピング」と呼ぶそうです。電気的に許容範囲を超えた状態がクリッピングであるのに対し、ある意味物理的なのが‥‥‥
‥‥‥ずいぶん長いな;
すみません。調子に乗っちゃいました。長くなったので今回はここまでにさせてください。次回は「ブレスノイズ」「ポップノイズ」とよばれているタイプの音割れのお話です。息が当たってガサガサってなっちゃうアレです。